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7nm版のRavenRidgeが出るという噂はガセだと思う [CPU]


今日より、何やらガセ臭いリーク情報が出回っているらしい。

内容は2019年内(具体的にはNavi発売後4ヵ月の11月頃)に7nmで作られたAPUが出るというもので、これがRavenRidgeのシュリンク版であるとのこと。


EXCLUSIVE: AMD’s Plans For 7nm Ryzen APUs
https://wccftech.com/exclusive-amds-plans-for-7nm-ryzen-apus/


この情報ソースでは11月の発売に懐疑的であり、1月のCESで発表という予測を立てている。そしてこの新型APUを「Raven Ridge 7nm Refresh」と呼んでいるが、このCPUはタイミング的に見て「Renoir」ではないだろうか?

この件に関して、参考に私が書いた過去の記事は以下。

12nmのRyzen APUが発表される
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2019-01-07

Zen2世代のAPUは、GPUがNaviではないらしい
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2019-05-12-1


要するに“Piccaso”は今年1月7日に発表されているので、その一年後に“Renoir”が出たとしてもおかしくはない。

さらに一部では希望的観測として“Renoir”のGPUコアにNaviが搭載されるという意見があるが、実際にはVegaのままである可能性が極めて濃厚である。

すると一見してRavenRidgeのシュリンクに見える噂のAPUは、実は“Zen2+VegaのRenoir”がその正体であると言える。


まあ、普通に考えてすでにZen2のAPUが計画されている中で、途中に中途半端なRavenRidgeのシュリンク版など挟んで来るのはおかしいと思う。

噂のAPUはやはり、単に“Renoir”が予定通り出るという話をデタラメにいじって作り上げたものだと私は思う。



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