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Asrock DeskMini A300を入手 [ハードウェア]

先日アークに予約注文を入れていた「Asrock DeskMini A300」が、今日到着した。

が、組み立てている時間が無いので今日はとりあえず中身の写真だけ。

外観は既存のIntelモデルと同一のため省略する。


まずは付属品。
A300_fzk.jpg

左の2つはSATAケーブル、上はCPUクーラー、下がゴム足とネジ類。
ネジは2.5inchハードディスク用のM3x3が6本、M.2 スロット用のM2x4が3本付属する。

写真は撮らなかったが、これに19V 6.32A(120W)のACアダプターと、ソフトウェアの入ったDVD、簡易な説明書が付属品の全てだ。


次はマザーボード。

マザーボードは背面のM3皿ネジ4本を外すと後ろにバックパネルとシャシーごと引き抜く事が出来る。

引き抜くとこんな感じの絵になる。

A300_mba.jpg

写真下側にはノートパソコンで主に使われるSO-DIMM用のスロットが二本。
メインメモリは一般的なDIMMが使えず、DDR4 SO-DIMMしか使えないので注意が必要だ。

また右上にはM.2スロットが二本あり、下側の「Eキー2230サイズ専用スロット」がWiFi拡張カード用。
上側は「Mキー2280サイズ専用スロット」でNVMe又はSATAのSSD用だ。

シャシー裏側は2.5inchハードディスクが2個、取り付け可能。
ただし厚みは9.5mmまでで、12.5~15mmの物はケースに当たってしまい取り付け出来ない。
まあケースに入れないのならば、或いは自分でケースを加工したり作ってしまえるのならばできない事は無いが。

A300_ura.jpg

そしてマザーボードをシャシーから外すと裏側にもMキーの2280サイズ専用 M.2 スロットがあって、表側と合わせてM.2 SSD を二枚取り付けられる。

A300_mbb.jpg

そのM.2スロット右側にはSATAコネクタが二つあり、このコネクタからハードディスクへのSATAの信号と電源供給が行われる。

また、CMOSのバックアップ電池もマザーボード裏側に両面テープで貼り付けられている。


ちなみにマザーボードの固定ネジは、パソコン用のインチねじとして一般的なセレーション(ギザギザ)付きの「UNC #6 3/16」が使われている。
A300_scr.jpg
セレーション付きネジはゆるみ止め効果のあるネジだが、座面を傷付けるためにあまり繰り返しの付け外しには向かないので、何度も分解する必要があるならばプラスチックや紙製の座金を使うか、座面が平らなセレーション無しのネジを使う方が良いだろう。


全体的に見ると、先日私が書いたIntel向けの「DeskMini 110」に対する感想そのままに加えて、M.2 SSDがさらに一つ搭載出来る拡張性の高さが光る。

Asrock DeskMini A300に期待
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マザーボード以外は同じ部品を使っているのだから当然なのだが、極めて小さな筐体にこれほどの機能が詰まっていて、各部品の精度が高くメンテナンス性が良好という所は変わらない。これにCPU内蔵のGPU性能が高いAMD製APUが使える事は多くの人にとって魅力的だろう。


というわけで今回はここまで。

組み立てはまた後日に。


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