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IoTの不都合な現実 [セキュリティ]

Googleのオフィスはハッキングにより解錠可能で誰でも入れる状態だったと判明
https://gigazine.net/news/20180904-google-doors-hacked/


天下のGoogleが、こんなセキュリティホールを抱えていたなんて!

もちろん、この件が発覚した後に穴は埋められたようだが。


現実問題としてIoTという言葉はバラ色の世界をイメージさせるように情報操作がされており、IoTのセキュリティリスクに対する話は大衆のほとんどに理解されない事もあって埋もれてしまう事が多い。

すでにネットワーク経由で色々出来る携帯デバイス・パソコン・家電、自動車、建物などが増殖しつつある今、今回のニュースにもなったような穴はそこら中にありふれたものである。しかも厄介な事に、“穴”が報告されたデバイスの所有者の多くが自らそれを放置する選択を選んでいる。(放置したくはないが、どうすれば良いのかわからないために放置されてしまう場合も含む)

一部のリテラシーが高い人達が積極的な対処を行っても、大多数が何もしないのでは焼け石に水である。
この大多数には当然、全てを他人に丸投げしている者も含まれる。

さらにIoTデバイスを開発・生産・販売・管理・運用する者は少なからず、利益を最優先にしてセキュリティ問題に対する対策を十分に行っていない事が、この問題をより深刻なものにしている。


これが、IoTの不都合な現実である。


追記:

「iPhoneを探す」を数時間で無効に スマホを盗んだ犯人の巧妙な手口とは
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1808/28/news033.html#utm_source=ent-chusho&utm_campaign=20180903

この記事にはこのような見出しがある。

セキュリティに100%がない理由、それは“あなた”にある

まったくその通りだと思う。


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