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SDカードもついにテラバイトの時代 [SSD]

世界初、1TBのSDカード開発 SanDisk
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1609/21/news066.html

あの薄っぺらくて小さなカードに1TBも記録できるようになるとは、10年前に一体誰が想像できただろう。


10年前と言えばちょうどSDHCの規格が出た頃。
当時の記事を検索してみたところ、2006年頃は256MB~1000MB(1GB)辺りが主流であり、最も大容量の製品が4GBなのだから時代を感じる。
最大容量の比較で言うと、当時と今では250倍もの差になる。(ちなみにSDカードは2GB、SDHCは32GB、SDXCは2TBが規格上最大記録容量である。)

以下当時の新製品の記事。

SDメモリカード新シリーズの発売について
https://www.toshiba.co.jp/about/press/2006_06/pr_j2801.htm

パナソニック、世界初SDHCメモリーカードを発表
http://www.digi-came.com/jp/modules/news/article.php?storyid=542

指先サイズの超小型メモリーカード「microSD(TM)カード」を発売
http://buffalo.jp/products/new/2005/000191.html

今ではAndroidのスマートフォン用に必須とも言えるMicroSD規格も、この頃から出回ったというのは記憶になかった。今ではあたりまえのように使っているが、出てからまだ10年程度だったとは。


そんなSDカードで1TBの新製品、価格はまだ発表されていないが、現在最大容量として出ている512GBが初登場時約10万円だった事から、これも約10万円になるのかなァと思う。
いくら1TBでも容量当りの単価を考えると高すぎると感じるが、ハイエンドでカードのブランドも最上級の“Extreme Pro”という事を考えると、機能的な価値を加えればご祝儀的な値段とはいえ妥当なのか。ちなみに現在512GBの“Extreme Pro”は35,000~40,000程度の価格らしい。

読み書き速度や信頼性などが相応に落ちる普及品が出れば、この半額くらいまで落ちるのだろうか。とはいえ、今までがそうであったように数年後には半額以下になっているのだろう。


それにしても、SDカードで1TBというのはどんな用途があるだろう。
デジタルカメラで写真を16bitのRAWフォーマットで記録するとか、或いは現在ハードディスクに記録している監視カメラの記録媒体を置き換えるとかくらいか。
これら以外の一般的な用途だったら使いきれないと思うが、10年前も恐らく4GBのSDカードなんて使い切れないと思っていたのだろうなあ。

・・・早く1TBのmicroSDXCカードが2000円程度で買えるようにならないものだろうか。



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