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Windows XP ? いいえ、POSReady 2009 Death。 [ソフトウェア]

もう数日前、過去のニュースなので今更感いっぱいなのだが、4月10日のセキュリティアップデートを最後にサポート切れとなったWindows XPのサポートを2019年4月まで受けられるという裏技が公開されているので私も試してみた。

ただし断っておくが、これは明らかにライセンス違反である。
法的にどうなのかという判断は私には出来ないが、限りなくブラックに近いグレーであると思う。なので試しにやってみるのは良いが、くれぐれもこんな方法でXPを使い続けようとは思わないように。

さて、その方法であるが。
一般的な32bit版のWindows XPの場合はとても簡単。
以下のレジストリ情報をNotepadなどでテキストファイルに書いて拡張子を.regに変更して保存し、出来た.regファイルをダブルクリックするだけ。

※くれぐれも他のWindows(Vista とか7とか8とか)ではやらないように。間違ってやるとアップデートできなくなるばかりかOSが破壊される恐れがあります。


Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\WPA\PosReady]

"Installed"=dword:00000001



やっている事の内容は非常に単純で、Windows updateでM$のサーバーに接続する際、OSをXPではなく「Windows Embedded POSReady 2009」であるように偽装して接続しているだけ。
この「Windows Embedded POSReady 2009」とはWindows XPをベースにした組込み向けのOSなので、セキュリティパッチは共通のものが使える。おかげで「Windows Embedded POSReady 2009」のサポートが切れる2019年4月までセキュリティアップデートのサポートが受けられるという寸法だ。

以下の画像は今回私が実際にM$のサイトでWindows updateを実行した結果である。
本来XPではありえない5月分のアップデートがPOSReady 2009用として表示されている。そしてアップデートを適用後は再起動を促すメッセージが出て無事にアップデートが終了した。

xp_1405up.png

それからほとんどの人は持っていないと思うが、これは64bit版のWindows XPでも同様に可能であるらしい。64bit版の場合はベースとなるOSがWindows Server 2003 64bit となるので方法は少々複雑で、しかもサポートの終了が2015年7月とあと1年ほどしか無いのだが。
私は64bit版のXPも所有しているので、ヒマがあればやってみようと思う。


最後に、この件に興味がある方は

「Windows XP セキュリティアップデート」

というキーワードで検索するとネタ元の記事が見つかると思うので、より詳しい記事を読みたい場合はそちらを参照してください。

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