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IN WIN IW-BQ656 その1 [ハードウェア]

IN WIN の、IW-BQ656/120NというPCケースを検証のために買った。

ケースの箱自体はデザインは好みの問題として、作り自体は良い。
最初フタのはめ合いが硬く、外れなくて難儀したが。

さて、PCケースといえば一番の問題は付属の電源である。(電源別売りのは省く)
レヴューをググると電源のファンがウルサイとのコメントが多い。
中身の写真を探してみたが当然見つからない。さすがに中身まで気にする人は少ないか。


とりあえずはそのウルサイというファンをチェックだ。
バラしてファン単体で回してみると、風量は結構あるがそれほど大きな音ではない。
こういうパターンは組み込むと風が他の部品と干渉した風切り音がするようになる。実際吸い込み側はケースの外板の細かいパンチングホールである。そしてファンの真下は電源の部品が密集している。これでは風量を減らす以外に静かにする方法はないかもしれない(ファンブレードの形状で低減させることは出来るが・・・)。

fan_01.jpg
ファンの型番は「ADDA」の「AD0412MB-G70」。台湾製だが一応ブランド物。軸受けはボールベアリングだし、プラスチック製のフレームもファンブレードも金型の精度が良い事が想像出来る仕上がりだし、コイルも基盤も安物とは明らかに違う。高級品だ!
そして性能はデータシートによると5.9CMF、20dBA、5000RPMということらしい。
高性能じゃないか。
ダメ出しするところがまったくないので、とりあえずベアリングに注油してそのまま使ってみる事にする。まぁ、ダメでも一度はそのまま使ってみるけれど。


次、電源本体。
バラして最初に目を引いたのは「DC-DCコンバータ」らしき基盤が2枚、縦に刺さっているところ。
Haswellのスリープモードに対応させるためだろうか。

コンデンサは交流の入力に日本ケミコンの物。DCの入力とかにSAMXON。出力が多分TEAPOの固体。
SAMXONもTEAPOもそれなりにマトモなコンデンサらしい。性能はあまり期待出来ないが、とりあえずこのままでも良いと思える程度の品質はあると思われる。
hontai.jpg
全体としては基盤裏のハンダ付けもきれいだし、部品が少しナナメに付いていたりする以外は割りとしっかりした作りに思う。素人目には悪くないと感じた。
hontai_2.jpg
おお、コレって結構良い電源かも!?


というわけで今回はここまで。
電源をバラす前はコンデンサ交換まで想定していたが、意外にもしっかりした物が付いていて交換はキャンセル、そのまま使う事に。手間が省けて助かった。

次回はパソコンとして一台組んだらどうなるのかを検証してみたい。

IN WIN IW-BQ656 その2
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2014-03-01-1


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