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Thinkpad T43p HDD インターフェイス SATA化改造 [Thinkpad]

Thinkpad T43p HDD インターフェイス SATA化改造

所有するThinkpad T43p はチップセットのi915がSATAインターフェイスを持っているにも関わらず、搭載するHDDがPATAなのでSATAのHDDが使えるように改造してみた。

配線等の情報はネットで検索して中華サイトから見つける事が出来た。
しかし中華方式ではHDDの抜き差しが不安になるようなコネクター周りだったので、そのまま同じように改造するのはHDDの交換にかなりの不安がある。
元のPATAコネクターはシステムボードにフローティングマウントされていて、コネクターに力がかかってもシステムボードに無理なストレスが加わらないような構造になっている。そしてHDDの抜き差しによるストレスは主に別部品のABS製HDDカバーで受ける構造なので、同様な構造が再現できるようにコネクター部品を製作。
その結果写真のようにきれいに収める事が出来た。

af2.jpg


以下はコネクターの図面。やってみたい人は参考に。(ただしあくまで自己責任で!失敗したらシステムボードが壊れるので注意してください。)

一応図面の解説をすると、1枚目はプリント基板。SATAコネクターの足をハンダ付けするためのパターンを作成してそこに配線も一緒にハンダ付けする。この基盤を中心にSATAコネクターの厚みと同じになるようにABS板を瞬間接着剤で貼り付けて補強する。
2枚目は2分割されるコネクター下部の図面。これとコネクター上部の部品は耐熱性のあるスポンジの両面テープで張り合わせるが、張り合わせる箇所は固定ピン穴の内側2箇所、幅はそれぞれ6ミリ前後で。もしこれを一面全部両面テープで張り合わせると、剛性が高すぎてクッションの役割を期待できなくなる。
3枚目はコネクターの各パーツを組み立てた状態の寸法。最終的にこの寸法になれば良いので、パーツの製作は使用するSATAコネクターの部品形状に合わせて柔軟に考えるべきだ。

zumen3.PNGzumen2.PNGzumen1.PNG


SATAコネクターのデータや電源の配線に関する情報は以下の単語でググって欲しい。

T43/P or R52安装使用SATA硬盘全攻略
  又は
自用T43 IDE硬盘接口改造原生SATA

私は簡単な方でやってみたが、これだとアクセスランプは点滅しなかった。
使用上は問題ないのでまあいいか。
ヒマがあればアクセスランプも点くようにしたいが、たぶん一生このままだと思う・・・orz

追加。
組み立てたSATAコネクターと、システムボード裏面の配線状態の参考に。
Con_k.jpg

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